ビルの清掃で使う薬品は危険ではない?

女性清掃員と「?」

ビル清掃で使用される洗剤や除菌剤、ワックスなどの薬品に危険性はないのでしょうか。
家庭用洗剤では使用に当たって注意が必要とされる製品もあるのと同様、ビル清掃という業務用で使用される薬品についても取り扱いに注意を要するものも存在します。

洗剤の多くは界面活性剤を主成分としています。
洗剤の多くは肝臓で分解されるか、分解が出来ないものについては外に排出されるという性質を持っているため、日常的にビル清掃を行っていても体内に蓄積されていって病気になるという心配はほとんどありません。
皮膚から浸透していって内臓にまで達するということも基本的にはないということが分かってます。
また、発がん性物質など人体に大きな影響を与えやすい性質の物質も含まれていないためビル清掃を行う際にはそのような心配もしなくて良いと言えます。

しかし、業務用の洗剤には種類があり、中には注意が必要なものもあります。
液性として中性、アルカリ性、酸性などに分類されます。このうち中性洗剤にあっては洗浄力は弱いものの人体への影響はありません。
しかし、アルカリ性洗剤は、皮膚や目を刺激してダメを与えることがあります。
また酸性洗剤も同様に人体のたんぱく質を変形させる可能性があります。
目に入れば角膜が損傷を受ける可能性があり、皮膚につけば人体のたんぱく質が溶けてぬるぬるしたり、痛みを生じさせる可能性があるのです。

以上を勘案しますとビルの清掃で使う洗剤・薬品は全くの無害で危険性が全くないとは言えません。
清掃を行うにあたり種類によっては十分な配慮がいるといえるでしょう。

高い清掃技術で傷をつけずに汚れを落とす

清掃用・業務用の洗剤には様々な種類があります。用途に分けて様々な洗剤を利用して汚れを落とすのです。
しかし、洗剤の力にのみ頼ってビル清掃を行う訳ではありません。
清掃に当たっては、高い技術をもって傷をつけないで無理なく汚れを落とすこととしたいものです。
清掃関連の国家資格もあり、ここでは高い技術を駆使して無理なく汚れを落とすことも審査の基準として見られます。

清掃を行うには様々な洗剤・薬品に対する知識だけでなく清掃対象となる材質に対する知識も必要になります。
また、知識だけでなく、どのようにすればより良く早く汚れを落とすことが出来るのかを意識して業務に当たらなければなりません。
また、いくら対象となる部分がきれいになったように見えても、後々傷がついていたり、部品が変形していたのでは清掃を行った意味がありません。
誤った清掃作業によって機器を損傷してしまった場合、最悪は損害賠償請求の対象となる可能性もあります。

清掃の際には素材や汚れの種類に合わせて一つあるいは複数の洗剤などを使用し、併せて高い清掃技術をもって対応しなければなりません。
状況に応じて適切な洗浄を考慮して対応に当たることで驚くほど汚れが落ちるのです。
汚れを落として多くの人に清潔感のあるビルを毎日気持ちよく使ってもらうことが出来ます。
メンテナンスによってビルも長く使用することが可能となります。
多くの人に影ながら幸せをもたらす仕事がビル清掃なのです。